耳鳴りの診断

耳鳴りが頻繫に起きる場合は、医師に相談して下さい。

症状に関して、いくつかの質問をされる可能性があります。例えば以下の様な内容です

・耳鳴りは起きては収まっているものか、それともずっと続いているのか？
・症状が起きているのは片方の耳か、それとも両方か？
・日常生活に影響を与えているか？
・難聴やめまいなどの症状に気づいたことはあるか？

また、高用量の抗生物質やアスピリンなど、原因となる薬の服用について質問があるかもしれません。。

医師は耳の外側と内側を見て、耳たぶの形成や耳の感染症など、明らかな症状が無いかを確認します。

また、聴力の簡単なテストを実施し、貧血（赤血球の減少）、糖尿病、または甲状腺の問題などの、耳鳴りと関連のある病状がないか確認するため、血液検査を行うこともあります。

専門家による診察

場合によっては、聴覚の専門医が紹介されることもあります。専門医は、さまざまな聴力検査を実施し、利用可能な治療法について教えてくれるでしょう。

専門医による検査では、聞こえる騒音の種類と大きさについて質問し、何が原因かを確認するため、テストを行います。

非常にまれですが、コンピュータ断層撮影（CT）スキャンや磁気共鳴イメージング（MRI）スキャンを行うことがあります。これらの画像検査を行うことで、専門家は耳と脳の内部を確認することができます。