歯ぎしりの治療法
治療方法
歯ぎしりを予防する方法はたくさんあります。もしストレスが原因で歯ぎしりをしているのなら、ストレスを減らす方法を医師や歯科医に尋ねてみましょう。ストレスについてのカウンセリングや運動、作業療法士に会ってみる、もしくは筋弛緩薬を処方してもらうというのも、考えられる選択肢の中に含まれます。
さらに、寝ている間に歯を守るためのマウスガードを歯科医に作ってもらうこともできます。マウスガードとは、歯の上にかぶせて使うもので、歯ぎしりやスポーツによる損傷から歯を守るために使われることが多いです。
歯ぎしりを防ぐための行動修正
歯ぎしりを防ぐためのアドバイスには、次のようなものが含まれます。
・コーラやチョコレート、コーヒーなどの、カフェインを含む食べ物や飲料を控える、もしくは減らす。
・アルコールを控える。飲酒をすると歯ぎしりが悪化することがあります。
・多動症や睡眠障害の治療に使われる、アンフェタミンを含む薬の服用は避けるか、最小限に抑えるようにしましょう。
・鉛筆やペンなど、食べ物でないものは噛まないようにしましょう。顎筋が食いしばることに慣れてしまい、歯ぎしりをしやすくなってしまうため、ガムを噛むのもやめましょう。
・歯を食いしばったり、歯ぎしりをしないようにトレーニングをしましょう。もし日中に歯を食いしばったり歯ぎしりをしていることに気づいたら、舌の先を歯と歯の間に置きましょう。この練習をすることで、顎筋の緊張を緩める訓練ができます。
・夜に耳たぶの前あたりの頬に温かい手ぬぐいを当てることで、顎筋の緊張をほぐしましょう。