体臭
症状
体臭は、汗の中の酸を分解する皮膚上の細菌によって生成される不快な臭いです。医学的には臭汗症(わきが)と呼ばれます。
思春期に入ると、体臭を発することがあります。アポクリンの汗腺が発達することで、汗が出て、細菌を素早く分解します。
男性のほうが、体臭がある傾向にあるのですが、これは一般的に女性よりも男性の方が汗をかく量が多いためです。
体臭を悪化させる要因は、主に以下とされています。
・過体重
・ニンニク、スパイス、アルコールなど、脂っこい、または辛い食べ物や飲み物をとっている
・抗うつ薬など、特定のタイプの薬
・特定の病状
フルーティーな匂いが時々糖尿病の徴候になることがあり、また漂白剤の様な匂いは、肝臓や腎臓の病気である可能性があります。
・過度の発汗
多汗症は、身体が温度を調節するために必要とする以上に、汗をかいている状態です。
多汗症の場合は、足の臭いも見られる可能性があります。足の臭いの原因は、靴や靴下を着用することによって、汗を書いたり、蒸発の妨げとなることで、細菌が繁殖することです。
医師に相談するタイミング
次の場合は、GPを参照してください。
・発汗や体臭で苦しんでいる
・体臭の変化に気付いている
・突然、たくさん汗をかくようになった。