強迫神経症

強迫性障害(OCD)とは何?
強迫神経症(OCD)は、強迫観念と強迫行為を特徴とする精神障害です。強迫観念は永続的なものであり、自分で自分を苦しめる原因となります。強迫行為は本質的に楽しいものではなく、その行為が有意義に完了するというわけではありません。強迫行為は、苦痛を軽減するために行う可能性のある、反復的な行為のことを言います。
OCDは不安障害のカテゴリーに入り、他には心的外傷後ストレス障害、社会不安障害(社会恐怖症)、パニック障害などが含まれます。
OCDは強迫性人格障害(OCPD)とは異なります。DCPDは名前に「強迫」という文字が含まれていますが、強迫観念と強迫行を伴う症状ではありません。OCPDの人は、物事の順序が過剰に気になったり、完璧主義や、非柔軟性のような特性が見られます。OCDを人でOCPDも持っている人は少数です。
OCDはどういう結果をもたらす
治療がなければ、障害は生涯続くことがあり、時にはそれほど重症になることはありませんが、症状が完全に無くなることはまれです。中には、数年間症状がなく、そのあと再発するケースもあります。
一方で、治療を受けても、生涯にわたって何度もOCDが再発する可能性もあります。 OCDは、中には完全に治癒する人もいますが、殆どの人は包括的な治療で症状を緩和することになります。
OCDの症状は、しばしば日常生活や、人間関係の問題を引き起こします。極端な場合、完全に社会生活を送れなくなり、儀式や強迫観念に時間を費やすため、家を出ることができなくなります。
子どもにおいては、強迫神経症が悪化したり破壊的行動を起こしたり、今持っている学習障害を誇張したり、注意力や集中力の問題を引き起こす可能性があります。これらの破壊的な行動は、OCDがうまく治療されると、しばしば解決または改善されます。
医者に相談するタイミング
次の場合は医師に相談してください。
・自分または家族がOCDの症状を発症している可能性があると疑っている
・OCDの症状が悪化しており、CBTで学んだ方法で効果が見られない
・薬による副作用に変化が見られる
・別の障害(パニックやうつ病など)の発症を示唆する新しい症状がある。
OCDを悪化させる可能性のある人生の危機を経験している。
OCDは予防できる?
現在、OCDの予防法は明らかになっていません。しかし、早期の診断と正しい治療は、病状に関する苦しみを避け、うつ病や人間関係、仕事の困難などの、他の問題を引き起こすリスクを軽減するために効果的です。