うつ病の治療と療法

最も重度の場合であっても、うつ病を治療することは可能です。治療が早ければ早いほど効果は高くなります。うつ病は通常、薬剤療法、心理療法もしくはその療法の併用で行われることが多いです。こうした治療で症状が改善しない場合、電気けいれん療法や他の脳刺激療法が行われる場合があります。
薬剤
抗うつ剤は、うつ病を治療する薬剤です。感情やストレスをコントロールする特定の化学物質を脳が使う方法を改善することに役立ちます。症状を改善し、副作用が扱いやすい薬剤を見つけるまで、いくつかの異なった抗うつ剤を使う必要があるかもしれません。過去、患者自身に効き目があったり、近親者に効き目があった薬剤の使用が考えられることが多いです。
抗うつ剤が効いてくるには、通常2-4週間の時間がかかり、睡眠、食欲、集中力の問題は、気持ちが改善するよりも早く改善をみせることがあるため、効果についての結論を出す前にその薬剤にも改善の可能性がないかみてみることは重要です。抗うつ剤を摂取するのであれば、医師が服用を止めるように言うまでは止めないことです。時々、抗うつ剤を摂取している人は、気分が良くなったために服用を自らやめてしまい、うつ病が戻ってきてしまうことになっています。通常、薬剤を服用して6-12ヶ月後に、医師と患者が薬剤の服用を止めると決定した場合は、医師は徐々に安全に薬剤の量を減らしていきます。突然薬剤の服用を止めてしまうと、離脱症状が起こることになります。
心理療法
心理療法にはいくつかの種類(トークセラピーやカウンセリング)があり、うつ病の治療に使われています。うつ病の治療法として特有なエビデンス・アプローチの例としては、認知行動療法、対人関係療法、問題解決療法などがあります。
脳刺激療法
もし、薬剤による治療がうつ病の症状を改善することができない場合は、電気けいれん療法が行われることがあります。最新の研究によると以下のようなことが言われています。
・電気けいれん療法は、他の治療法では改善することのできない、ひどいうつ病の患者には安心感を与えることができる方法です。
・電気けいれん療法は、うつ病には効果的な治療法となる可能性があります。重度のケースで、早急な改善が必要な場合や安全に薬剤を使用することができない場合、電気けいさん療法はまず最初に使われる方法の一つとさえなることもあります。
・以前は入院していて行われる療法でしたが、今日の電気けいれん療法は外来で行われることもあります。この療法は何度か治療を受ける必要があり、典型的には週3回の療法を2-4週間の間受けます。
・電気けいれん療法は、混乱、見当識障害、記憶喪失などの副作用が起きる可能性があります。こうした副作用は通常は短期間の間でるものですが、治療期間の後の数ヶ月の間、記憶喪失が続くこともあります。電気けいれん療法の利点は、機器や手法は最新のものであるため、多くの患者にとっては効果的で安全であることです。電気けいれん療法を受ける前に、インフォームドコンセントを受けたとする前に、医師と話し合い、治療の利点と欠点を理解しましょう。
・電気けいれん療法は、痛みはなく、電気刺激を感じることはありません。電気けいれん療法を始める前に、患者に麻酔をかけ、筋弛緩薬を注射します。治療の後1時間以内に、患者は目が覚めて気がつきます。
治療の後、患者ができることとは
うつ病の治療の間、患者またはその家族に役立つアドバイスをここに紹介します。
・活発になり、運動をするようにしましょう
・自分自身に現実的な目標を決めましょう
・他の人と時間を過ごし、家族や友人を信頼しましょう
・孤立しないようにし、他の人に助けてもらうようにしましょう
・いきなりではなく、感情は少しずつよくなるように期待しましょう
・結婚や離婚、仕事を変えるばどの重要な決定は気持ちが改善するまで先延ばしにしましょう
・患者の状況をもっと客観的にみている、自分のことを良く知っている人に、決定したことについて話し合ってみましょう
・うつ病について、自分自身を教育し続けましょう