オレガノ

その他

オレガノは香辛料です。そのエッセンシャルオイル、オレガノオイルの構成成分は、免疫を高めるものとして販売されています。このオイルには、多様な抗菌作用があり、食品を貯蔵する間、その品質を保つのに役立ちます。ただ、オレガノを摂取することに関する、人間による実験は、十分ではありません。

概要

Origanum vulgareは、香辛料オレガノの植物学名です。オレガノは、食物や煎じたお茶に風味を付けるために、広く使われています。オレガノのエッセンシャルオイルにも、いくつかの使い方があります。エッセンシャルオイルは、主に、カルバクロールでできています。この植物の葉は、ロスマリン酸など、様々な抗酸化化合物を含んでいます。

伝統的に、オレガノは、消化を助けるために、食事とともに摂取されています。活性成分の一つであるチモールは、ペパーミントに含まれ、のどや胃の軟組織をリラックスさせることで知られるメントールに、構造的に類似しています。

オレガノオイルは、抗菌作用があり、肉などの食品が傷むときに発生する、微生物の成長速度を遅め、脂肪酸の損傷を減少させることで、食品の保存期間を延ばすのに使用されます。

オレガノの葉、オイルのどちらも、摂取に関して、人間での研究はそれほど多くありません。オイルの抗酸化作用は、生体外(体外)でのビタミンCに匹敵します。オレガノは、バクテリアの増殖を防ぎますが、正確なメカニズムを明らかにするためには、更なる研究が必要です。

オレガノオイルには抗菌作用があるので、感染症を予防し、人間の免疫システムを高めるのに効果的であると考えられますが、これに関して、人間での証拠は十分ではありません。しかし、オレガノオイルの製造者が、腸内感染に対して相当な効果があることを指摘した、独立した研究を行いました。

基礎知識

混同注意
マジョラム(スイート・マジョラム)

摂取方法

オレガノオイルを経口サプリとして用いた唯一の研究では、600mgを摂取しました。お茶を入れるには、250mLの水に15gのオレガノの葉を浸しましょう。

オレガノティーは、伝統的に、消化を助けるために飲まれています。オイルには、免疫システムを高めるといわれる抗菌作用があります。

お茶もオイルも、通常、一日に一回摂取します。

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