双極性障害

症状

家庭医が双極性障害の可能性があると診断したら、通常、精神科医(医学的に認定されたメンタルヘルスの専門家)に紹介します。

その病気が自傷行為に及ぶまでの危険な状態の場合、家庭医は直ちに精神科医での検査を手配するでしょう。

特別検査

精神科医による検査を受けます。双極性障害があるかどうかを判断するためにいくつかの質問をします。障害を持つ場合は、最も適した治療法を決まります。

この検査中、症状や最初にその症状を経験した時期について質問されます。精神科医はまた、躁病やうつ病に至るまでの、そして症状の最中の感覚について、また自傷願望があるかどうかについて質問します。

精神科医は、医学的背景や家族歴、特に親戚のいずれかが双極性障害を持っているかどうかを知ろうとするでしょう。

家族の誰かがこの病気にかかっている場合、精神科医は彼らとの面談をしたがるかもしれません。しかし、その前にあなたの同意を求めるでしょう。

その他の検査

症状によっては、甲状腺機能低下症や過活動甲状腺など、身体に問題があるかどうかを確認する検査が必要な場合もあります。

双極性障害を抱えている場合は、健康診断のために家庭医を定期的に訪問する必要があります。

高度な決定

双極性障害と診断された場合、精神科医に相談することが重要ですので、治療とケアに関する決定に完全に関わることになります。

しかし、特に症状が重症になった場合には、彼らのケアについて十分な情報を共有した上での同意・決定や、必要なことについて話し合うことができないことが時にはあります。このような場合は、高度な決定を行うことができます。

この高度な決定とは、後の段階で意思決定を伝えることができない場合に備えて、どのような治療法を示し、あなたが望む(または望まない)かを明記した一連の書類による指示です。家庭医と精神科医がさらなる助けと助言を与えることができます。

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