いびき

症状

いびきとは

いびきは、睡眠中の呼吸時に口腔・咽喉の上気道の組織が振動する際に発せられる音です。調査によれば人口のおよそ半分がいびきをかきます。男性でいびきをかく頻度は女性の二倍にもなります。

いびきは以下の状態を示唆している可能性があります。

・睡眠と関係する呼吸障害
・閉塞性睡眠時無呼吸
・上気道抵抗症候群

子供がいびきをかくことは常に(必ず)異常であり、肥大化したアデノイドを摘出する必要性が示唆されます。

原因要素

咽喉の解剖学的構造

肥大化した扁桃腺/アデノイドや長い口蓋垂等、上気道を狭くするものは全て、部分的な妨害を引き起こし、くたっとしたこれらの組織は呼吸の際に振動します。肥満は喉の周りに脂肪が集中する結果を作り出す他、喉を狭くもするので、いびきの最も一般的な原因となっています。

鼻中隔歪曲や慢性的な鼻づまりは上述の影響を及ぼします。

アルコール

過剰な飲酒は筋肉をゆるめ、喉の組織がばたばたとゆれるようになってしまいます。

喫煙

研究によると、いびきをかく喫煙者の数はいびきをかく非喫煙者の数を遥かに凌駕するそうです。夜間にニコチン離脱が起きる結果、何らかの形でいびきが誘発されるのではないかと考えられています。

睡眠時無呼吸

この特別な症候群は気道を狭める結果、呼吸が一定時間完全に停止してしまいます。いびきの音が増大していく(気道妨害が徐々に大きくなるため)期間の次に10秒以下の完全閉塞が起き、呼吸が完全に停止します。酸素レベルが下がり、二酸化炭素濃度が危険なレベルまで上昇した場合、脳が当人に目を覚ますよう指令を送ります。これによって当人は大きな喘ぎと共に気道を開けることになります。このサイクルが夜通し複数回繰り返されます。

睡眠時の体勢

仰向けに寝るといびきをかく確率が大幅に増大します。

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