妊娠中のカフェインは減らすべきか?

その他

妊娠中は、カフェインの摂取量を一日200ミリグラム(mg)に制限したほうが良いでしょう。これはインスタントコーヒー2杯分に値します。

カフェイン

カフェインは、コーヒー、紅茶、チョコレートなどに自然に含まれています。また、ソフトドリンク、エナジードリンク、風邪やインフルエンザの治療薬にも加えられます。妊娠中に多量のカフェインを摂取すると、赤ちゃんが低体重で生まれることがあり、それによって健康問題のリスクが高まります。多すぎるカフェインは流産の原因にもなります。

カフェインの摂取量を制限する

完全にカフェインを絶つことはありませんが、200mgを超えて摂取しないよう制限することが必要です。デカフェの紅茶やコーヒー、果物のジュースや水を飲んでみましょう。また、カフェインの含有量が高いものもあるため、エナジードリンクの量も抑えましょう。ときに推奨量の上限を超えてしまっても、リスクは極めて低いので、気に病まないでください。

風邪やインフルエンザの治療薬を含む薬剤を服用する前に、助産師、薬剤師、あるいはその他の医療専門家に相談しましょう。

どのくらいのカフェインが含まれているのか?

いくつかの食品と飲料に含まれるカフェインの量は以下の通りです。

・マグカップ1杯のインスタントコーヒー:100mg
・マグカップ1杯のアメリカンコーヒー:140mg
・マグカップ1杯の紅茶:75mg
・コーラ1缶:40mg
・エナジードリンク1缶:最高で80mg
・50gのブラックチョコレートのバー:イギリスで販売されているものの多くは25gより少ない量のカフェインを含んでいます。
・50gのミルクチョコレートのバー:イギリスで販売されているものの多くは10gより少ない量のカフェインを含んでいます。

つまり、次に述べるような組み合わせで200mgの上限に達してしまいます。

・マグカップ2杯の紅茶とコーラ1缶
・マグカップ1杯のインスタントコーヒーとエナジードリンク1缶

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