口臭予防

その他

ほとんどの場合、口臭は予防できます。口臭を克服するために、まずは、口腔衛生を最高の状態にしなければなりません。

・定期的に歯医者に行き、歯垢取りをしましょう。また、最低でも1日に2回は歯と舌をブラッシングしましょう。舌の裏側は、しばしば、口臭の原因となる、細菌の隠れ場所として知られています。そのため、徹底的にブラッシングした方が良いでしょう。

・また、歯の間から食べ物の残りかすを取り除き、歯肉線で歯垢が増加するのを防ぐため、毎日デンタルフロスをしなければなりません。

・「口内洗浄液」と言われる含嗽液も使用できます。しかし、口内洗浄により、さらなるフレッシュさはもたらされますが、臭いを隠すことはできません。口臭は、他の方法で取り除かなければなりません。口内洗浄液は、効果が短時間しか持続せず、アルコールを含む洗浄液は、問題を悪化させます。

口内洗浄液では、臭う口を効果的に洗浄することはできないことを覚えておいてください。その事実を隠す効果は、すべて一時的なものです。一部の口内洗浄液に含まれる化学物質は、非常に刺激性が高く、使いすぎると、現に、組織に小さなダメージを与えることがあります。

入れ歯をしている時は、それが、いやな臭いの元になる事が多いことを覚えておきましょう。臭いを引き起こす物質が集まるのを防ぐために、頻繁に、そして徹底的に入れ歯を洗浄する必要があります。

適切に歯を磨くことで、虫歯や歯周病のリスクを最小限に抑えるのに役立つということに、ほとんどの歯科医が同意しています。歯磨きに関して、適切な方法と間違った方法があります。

電動歯ブラシは、上部と柄は動かず、毛は歯ブラシの先端の範疇で動くように設計されています。速く、短い振動により、歯をきれいにし、歯茎を刺激する、優れた仕事をします。手で適切に歯を磨かない限り、電動歯ブラシは、手で歯を磨くよりも優れています。たくさんの電動歯ブラシが売られていますが、すべてが均一品質というわけではありません。

ほとんどの歯の専門家は、先端が丸く、毛が柔らかい歯ブラシを薦めます。一度に、歯の舌に近い側面と、頬に近い側面の両方を磨ける電動歯ブラシもありますが、これらは一度に一面をきれいにするものよりも、効果的ではないと考えられます。

一般的に言えば、優しく、かつ、効果がある程度は速く回転する、柔らかく毛並みが揃った電動歯ブラシを選びましょう。それに加えて、一度にひとつの歯の表面を磨くことができる程度先端が小さい歯ブラシを選ぶことが大切です。

最低、1日に2回、えんどう豆サイズのフッ化物の歯磨き粉、または歯磨きゲルをつけ、以下のテクニックを駆使して歯を磨きましょう。

・歯ブラシを45度にして、歯肉線の歯の内側と外側を、一度にひとつの歯しか磨けないような小さな円を描くように、短く、優しく動かして、磨きましょう。

・歯ブラシを前後に動かして、歯の平坦なそしゃく面を磨きましょう。

・歯ブラシを垂直し、優しい円を描く動きで、前歯の内側の表面を磨きましょう。

・歯ブラシが届きにくい奥歯や、歯科治療を受けた部分には、特に注意をしましょう。

・食べかすや細菌を取り除くために、歯ブラシを前後に動かして、舌を磨きましょう。

・少なくとも2分かけて、適切に歯を磨くようにしましょう。

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