胸焼けチェックリスト
胸
慢性的な胸焼け、またはGERD(胃食道逆流症)の問題点の一つは、それを患っていることに気付かない恐れがあるという点です。全ての人がGERDによって夜中、完全に目を覚ますわけではありません。GERDを患っている人によっては、起床時でも全く症状がない場合もあります。しかし、確認しなければならない点が幾つかあります。
・苦く、酸性の味が口にある状態で目を覚ます
・時に首や喉にも広がる、突き刺さって、燃えるような痛みが胸部にある
・日中疲労している
・慢性的な咳や、発作的な咳によって夜中に目を覚ます
・喉の痛み、声の枯れ、もしくは喘息の発作
GERD患者によっては、酸があまりにも食道の上部まで逆流して、吸い込むことが出来る場合があります。このことによって咳や声の枯れ等の呼吸障害が引き起こされる可能性があります。
胸焼けを患って睡眠をとると、特定の癌になる恐れが
専門家が「危険信号」と呼ぶような症状が他にもあります。どれでも当てはまるものがあれば確認する必要があります。
・飲み込むのが困難、もしくは飲み込むのに痛みを伴う
・咳で血を吐く、もしくは嘔吐で血を吐く
・便に血が混ざっている
・説明の付かない減量
・発熱
胸焼けの症状は、一部他の心臓障害の症状と似ていることを忘れてはいけません。もしいつもの胸焼けとは違うような痛みを感じるならば、すぐに診療を受けましょう。運動の後の痛みは、辛いものを食べた後の痛みとは違って不安要素となります。少しでも胸部の痛みに違和感を抱いているのならば、用心しすぎるくらい用心しましょう。医学的な緊急事態として、一番近い緊急治療室に行きましょう。