いびき ―いつ医師に相談するべきか

その他

自分、もしくは隣で寝ているパートナーが、以下の事項に当てはまったときは、医師に相談しましょう。

・いびきをひどく大きくかく。

・いびきをかき、日中眠気が残っている。

・いびきをかき、話している間や食べている間等、不適切なタイミングで眠ってしまう。

・寝ている間に息が止まったり、詰まったり、息を呑んだりする。

いびきは、睡眠時無呼吸症候群の主な症状で、寝ている間に定期的に呼吸が止まる等、深刻な睡眠障害を、いずれ引き起こしかねません。

経過観察

経過観察とは、患者と担当医師が、医療手当てをせずに、症状や体調を観察する期間のことです。もしいびきがパートナーの睡眠を邪魔していなかったり、いびきをかいていても、日中に過度に眠気を感じていなければ、経過観察をするのが良いかもしれません。在宅治療をしてもいびきが改善しない場合は、医師に連絡しましょう。

自分やパートナーがひどく大きくいびきをかき、寝ている間落ち着きなく動き、日中に眠気を感じる、もしくは寝ている間に息が止まる場合、経過観察は適切でないかもしれません。これらは睡眠時無呼吸症候群の症状かもしれません。医師に連絡しましょう。

誰に診てもらうべきか

以下の医療関係者は、いびきを治療することができます。

・一般開業医や、家庭医
・内科医
・睡眠障害の専門家
・小児科医
・実地看護師
・医師助手
・耳鼻科医

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、睡眠障害の治療に特化した医師(神経学者や呼吸器科医であることが多いです)に、睡眠時無呼吸症候群を診断する検査を、準備してもらうことができるでしょう。担当医師が、呼吸をしやすくする装置の使用を勧めた場合、歯科医を紹介されるかもしれません。

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