妊娠時に手足口病に感染することでのリスクは?

その他

妊娠中の女性が手足口病に感染した場合、通常は合併症が起こるのはまれであるため、胎児へのリスクはありません。

健康な成人で、手足口病になる人はまれであるため、妊娠中の感染リスクも非常に低いとされています。

しかしながら、以下の状況において、手足口病を発症した場合は、注意が必要です。

・妊娠の最初の3ヶ月間
非常にまれなケースでは、母親の高熱による流産を招くことがあります

・出産する直前
赤ちゃんに感染が引き継がれる可能性があります。

手足口病で生まれたほとんどの赤ちゃんは軽度の症状しかありません。まれに、合併症が赤ちゃんの臓器に影響を与える可能性があります。時々、合併症が重篤になることもあります。

アドバイスを受けるタイミング

あなたが妊娠しているときに発疹が出る場合は、かならず医師や助産師に相談してください。あなたが手足口病を発症したと思うのであれば、アドバイスを求めましょう。

手足口病とは?

手足口病はウィルス感染で、通常はコクサッキーウイルスAによって引き起こされます。小児では一般的ですが、健康な成人ではまれです。ほとんどの成人は、子どもの頃に感染するため、ウイルスに対して免疫力があります。

手足口病の初期症状としては、発熱や咽喉痛があり、続いて口や手足に発疹・水泡ができます。潜伏期間(病気にかかり症状を示すまでの時間)は3〜5日です。この間、他の人にウイルスは感染する可能性があります。

手足口病は非常に伝染性が以下を介して、次のように広がります。

・咳やくしゃみ
・感染した便との接触
・水ぶくれの中の液体との接触

手足口病の治療法はありませんが、症状を緩和するためにできることはあります。

感染のリスクの少なくするために

トイレに行ったり、おむつを交換した後は、必ず石けんとお湯で手をよく洗い、トイレはきれいに保ってください。カップ、食器類、タオルなどは、感染した人と共有しないでください。

手足口病の症状がある子供を避けることで、病気に冒される危険性を減らすことができます。しかし、ウイルスに感染している子供は、何らかの症状が現れる前に感染することになります。

口蹄疫に関係している?

口蹄疫は異なる感染症であり、通常は動物にしか影響しません。

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