意外なうつ病の症状
爆買い
買い物がコントロールできていないということはありませんか?支出を隠そうとしていませんか?うつ病を患っている人が、気晴らしや自分に自信をつけるために、店舗やオンラインストアで衝動買いをしてしまうということは、珍しいことではありません。しかし、「小売療法」は根本的なうつ病に対処しているわけではないので、長続きしない恍惚感です。また、爆買いは、双極性障害における躁うつ病の症状のひとつでもある可能性もあるということを知っておいてください。
お酒を大量に飲む
大うつ病を患っている人の約3分の1が、アルコールを乱用します。もし不安やうつ病に対処するために飲酒をしないといけないと感じる場合には、あなたもそのひとりかもしれません。落ち込んでいる時のお酒は気分を上げてくれるように感じるかもしれませんが、アルコールは抑制的でもあるので、過剰に飲んでしまうとうつ病の症状を悪化させたり、もっと頻繁に起こるようになったりするかもしれません。
物忘れ
うつ病は、ぼんやりとしたり、物忘れをしてしまう理由のひとつかもしれません。研究によると、長引いたうつ病やストレスは、体内のコルチゾール値を上げます。これは、記憶と学習に関わる脳の部分を縮めたり弱めたりするかもしれません。うつ病と関連した物忘れは、高齢者のほうがひどいようです。嬉しいことに、うつ病の治療をすれば、うつ病関連の記憶の問題も改善されるかもしれません。
過度なインターネットの利用
ネットワーク上の交流のほうが現実のものよりも好きですか?長時間インターネットを利用していませんか?それは、うつ病であることを示しているかもしれません。高いうつ病の数値と過度なインターネットの利用との間には関連性があるということが、研究で示されています。インターネットを使いすぎる人は、主にポルノやオンラインコミュニティ、ゲームを利用する傾向にあります。
むちゃ食いと肥満
アラバマ大学で2010年に行われた研究によると、うつ病であると報告している若者は、心臓病のリスクともなり得る、腰回りに脂肪がつく傾向にあるということがわかりました。他の研究では、特に中年の人において、うつ病とむちゃ食いが関連付けられています。うつ病の治療をすることによって、これらの問題も治療することができます。
万引き
万引きをする人の約3分の1が、うつ病患者です。うつ病によって自分が無力に感じたり価値がないように感じている人は、万引きをすることで力や重要性を得たような感覚になります。また、うつ病の「無感覚」に対抗するための快感となることもあります。うつ病が原因で万引きをする人にとっては、このような感情のほうが盗む商品自体よりも重要です。
腰痛
治らない腰痛を持っていますか?うつ病は、慢性的な腰痛のリスクファクターかもしれないということが研究で示されています。ある研究では、慢性的な腰痛を持っている人の最大42%が、腰痛が始まる前にうつ病になっていたということが示されました。それでもなお、うつ病がうずきや痛みと関連性があると考えられないため、うつ病は無視されたり、診断されないことが多いです。このことと同様に、慢性的な痛みはうつ病になる可能性を生み出します。
危険な性行動
うつ病は、性行為に対する関心が強まることよりも、性欲の低下と関連していることが多いです。しかし、中にはうつ病やストレスに対処する手段として性行為を利用する人もいます。乱交や浮気、性的執着、危険な性行為などのリスクの高い行動の増加は、どれもうつ病のサインかもしれません。これらは、衝動抑制の問題や双極性障害における躁うつ病も示したりしているかもしれません。また、これらはあなたの私生活に深刻でマイナスな影響を及ぼす可能性もあります。
誇張された感情
うつ病を患っている人は、感情を出すことが少ない場合が多いです。逆に、感情を出しすぎる人もいます。突然短気になったり、急に怒り出したりします。悲しみや絶望、心配、恐怖などの感情を誇張して表現するかもしれません。もし普段は感情の起伏があまりない人の感情が高ぶったりしたら、その原因はうつ病かもしれません。
ギャンブル依存症
ギャンブルをすると、興奮したり張り切ったりします。しかし、気晴らし程度以上にギャンブルをしてしまうと、うつ病になっていたりギャンブル依存症に苦しむかもしれません。ギャンブル依存症の人は、他の人よりもうつ病である可能性が高く、アルコールも乱用する傾向にあります。ギャンブルを始める前は、不安でうつ状態だったと言う人が多いです。ギャンブルでどれほどすばやく快感が得られたとしても、うつ病からの解放という大きな利益は得られません。
喫煙
喫煙がなかなかやめられませんか?うつ病になると、喫煙をする確率が2倍になります。米疾病対策センターによると、1日に1パック以上の多量の喫煙や寝起き5分以内の喫煙は、うつ病を患っている喫煙者によく見受けられる習慣です。うつ病の喫煙者が禁煙をする可能性は低いものの、可能ではあります。認知行動療法や抗うつ剤の投与など、うつ病の治療と似たような技術を使う禁煙プログラムは、効果があるようです。
自分の面倒を見ない
シートベルトを締めることとうつ病とはどのような関係があるのでしょうか?基本的なセルフケアを突然しなくなることは、うつ病や低い自己評価を示しているかもしれません。それらのサインは、シートベルトを締めなかったり歯磨きをしないなどの小さなことから、健康診断を欠席したり心臓病や糖尿病などの慢性疾患の管理をしないなどといった大きなものまで含まれます。うつ病の治療をしてもらえば、また自分の面倒がしっかりと見られるようになるでしょう。