いびき対策

アメリカ政府の特許庁によると、市場には何百ものいびき防止装置が出回っています。装置によってはいびきをかいているのを察知すると、本人を驚かせて起こします。残念ながら、これらの装置によっていびきが防止されているのは、睡眠を妨げているからなのかもしれません。

フットボール選手が鼻を横切る形で付けている、絆創膏のような白い小さな細長い切れは、いびき防止装置の一種であるように見えます。フットボール選手たちは、あれを試合中に付けることで、走っている間やタックルをしている最中に呼吸しやすくしているのです。人によってはこの呼吸を楽にする細長い切れをいびき防止目的で付けます。

他のいびきを防止する方法としては、ベッドの頭部分を数インチ分傾けるようにして上げる、寝る体勢を変える(仰向けから横向き等)、寝る前に多くの物を食べない(大人なら飲酒しない)等が含まれます。これらのような「治療法」はたまに軽くいびきをかく程度の人には効果があるかもしれませんし、はたまた全く効果がないかもしれません。

いびきをかくのが止められなかったり、いびきが深くなっているのならば、医師の診療を受けた方が良いかも知れません。どのようにしたら鼻孔に空気の通り道を確保できるか教えてくれたり、扁桃腺や咽頭扁桃腺が腫れて取り除く必要がないか確認してくれたりするかもしれません。

人によってはいびきを止めるために減量、食習慣の見直し、もしくは通常の睡眠習慣をとるようにする必要があります。アレルギー要因(ぬいぐるみ、ペット、羽毛や産毛の枕や布団)を部屋から取り除くことも重要かもしれません。医師はアレルギーに対する薬を提供したり、風邪による鼻詰まりを指摘してくれたりするかもしれません。

睡眠時無呼吸の可能性があるならば、医師は患者の睡眠時を監視する検査を施します。これは一般的に睡眠中枢(睡眠時の呼吸を監視する器具がある医療機関)で行われます。患者は心拍数、酸素と二酸化炭素値、目の動き、胸壁の動き、そして鼻からの空気の流れを測定する機械に繋げられます。そうして医師は患者が睡眠時無呼吸のような障害をもっているかどうか判断できるのです。この検査の一番良い点は、全くもって痛くないということでしょう。なんて言ったって寝ているだけなのですから！

問題点を医師がわかるとそれに対する治療、一般的には生活習慣の見直し、たまに薬、もしくは必要があれば手術が施されます。

いびきの問題を解決すれば、皆の呼吸が楽になり、より快適に寝れるようになるのでしょう！