不整脈になる可能性が高い人の特徴

不整脈は、年配の大人の中で非常によく見受けられます。心房細動(他の問題も引き起こす可能性のある、不整脈の一般的な種類)は何十万もの人々に影響を与え続けています。

一番深刻な不整脈は60歳以上の人に影響を与えます。これは年をとっている人の方が、不整脈に繋がり得る心臓疾患や他の健康問題になりやすいからです。

年のとった大人は薬の副作用により敏感である傾向がありますが、その中には不整脈を引き起こすものあります。不整脈を治療するための薬物が、副作用として不整脈を引き起こしてしまうこともあるのです。

不整脈の中でも、種類によっては子どもや若い成人に影響を与えやすいものもあります。ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群を含む発作性上室頻拍(PSVT)は、若者の方がかかりやすいです。PSVTでは、心拍数の上昇が突如始まり、突如終わります。

主な危険因子

不整脈は、以下で述べるような、心臓を弱める病気や状況下にある人の方がかかりやすくなっています。

・心臓発作
・心臓を弱め、心臓の中における電気信号の動きを変えてしまう心臓不全や心筋症
・厚すぎたり、硬すぎたり、正常に形成されなかった心臓組織
・心臓を活発化させすぎて心臓不全を引き起こす可能性のある、漏れたり、狭窄したりしている心臓弁
・心臓の構造や機能に影響を与える先天性心臓欠陥(生まれつきある欠陥)

他にも、以下のような状況も不整脈を引き起こす可能性があります。

・高血圧
・心筋や心臓の周りにある心嚢を傷付けるような感染
・高血圧や冠動脈心疾患を起こす可能性を上げる糖尿病
・心臓が十分に酸素を得られないことで心臓にストレスを与えてしまう睡眠時無呼吸
・過度に機能する、もしくは全く機能しない甲状腺(体内に甲状腺ホルモンが有りすぎたり、無さすぎたりする)

不整脈になる可能性を上げる危険因子は他にもあります。例えば、心臓手術、(コカインやアンフェタミンのような)特定の薬物、または血液中にある(カリウムのような)化学物質や他の物質の不均衡等です。

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