パニック障害の発作を理解する　症状

パニック障害の発作の症状とは?

次の4つ以上の症状が突然起きた場合は、パニック障害の発作の可能性があります。
・原因の有無に関わらない、突然の大きな不安
・動悸
・発汗
・震え
・「窒息する」感覚または息切れ
・息苦しさ
・胸の痛みや不快感
・吐き気
・目眩や気絶
・非現実感
・狂ったり、コントロールを失う恐れ
・死ぬ恐れ
・しびれやうずき
・寒気や火照り

まれに起きる発作は、非常に不快ではありますが、珍しいことではありませんし、生命を脅かすものでもありません。パニック障害とパニック発作は同じ物ではありません。パニック障害とは、パニック発作そのものとその発作を繰り返すことへの不安や懸念を指します。パニック発作は、他の不安障害の症状でもあります。

心臓発作を起こしていると思われるかもしれませんが、いつくかの症状は似ています。しかし、パニック発作を起こしている人のほとんどは、同様の出来事や状況が原因となって再発しています。

パニック発作の胸痛は、通常、胸部中央部にとどまります（心臓発作の痛みは通常、左腕または顎に向かって動きます）。速い呼吸や鼓動、そして恐怖を抱くかもしれません。パニック発作は通常数分続くだけで突然消えてしまいますが、疲れが残されることでしょう。