背中と腰に優しい生活習慣を身につけましょう

その他

掃除機をかけたり、コンピューターの前で何時間も座ったりといった日々の活動は、背中や腰への悪影響になりかねません。特に、正しい身体力学の知識がないとそのリスクが高まります。背中や腰にかかっている圧力は、以下のような方法で軽減できます。

・野菜を切る、洗濯物をたたむといった日常的な仕事を立って行う場合は、小さな踏み台に片足を置いて行いましょう。

・長時間同じ体勢で座ったり、立ったりしたままでいるのはやめましょう。できるときにストレッチしたり、体勢を変えたり、短い散歩をしたりしましょう。

・座るときは、膝を少しだけ腰より高い位置に保ち、90度に曲げましょう。楽に足が床に着いた状態が良いです。もし足が床に付かない場合は、足の下に本や小さな台を置きましょう。

・車を運転するときは、座席に深く腰掛けましょう。座席のランバーサポートが不十分で、腰への支えが足りないときは、巻いた毛布もしくはタオルを何枚か腰の後ろに置くことで対処します。ときどき体重を移動させるよう心がけましょう。クルーズコントロールの機能が付いているなら、使えるときには使いましょう。また、振動をいくらか吸収するためにもスポンジ状の座席のクッションの使用を検討するのも良いかもしれません。

・できるだけ身体を横向きにして、膝を胸の方へ少し曲げて寝るようにしましょう。枕は、頭を背骨と同じ高さにしてくれるものが良いです。頭の位置は高すぎても低すぎてもいけません。マットレスは背骨を支え(ベッドに沈み込まないように)、身体に沿う程度に硬いものを選びましょう。

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