耳で鳴り響くものは何でしょうか?

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大音量のコンサートから帰宅して、それでもなお、興奮が続き、耳鳴りもしていたという経験はありませんか?そのような音は耳鳴りと呼ばれ、大きな音を聞いた後にたびたび発生します。

音を聞いた数時間後に耳鳴りが消える人もいれば、生涯、幻聴が続く人もいます。しかし、耳鳴りがしたり、消えたりする場合でも、たびたび、耳鳴りが、聴覚障害が差し迫っていることの警告のサインになっていることがあります。これは、耳鳴りも、聴覚障害も、騒音によって、繊細な内耳や、耳と脳の接続部がダメージを受けた結果、発生するものだからです。

野外コンサートの観客

コンサートやスポーツイベントだけが、耳の保護グッズよって、生涯の苦しみの種から救われる、唯一の場所ではないでしょう。芝刈り機、ドライヤー、ミキサー、映画館といった、気づきにくい発生源からの音も、長い時間をかけて聴覚にダメージを与える一因となります。騒音に起因する聴覚障害や耳鳴りの治療法について、研究が行われています。しかし、現在の時点では、最良の治療法は予防です。

以下の3つの簡単なステップに従うことで、聴覚を守ることができるでしょう。

・音量を下げましょう。
・可能であれば、騒音がある場所から移動しましょう。
・耳栓や耳あてなど、耳を守るものを身に着けましょう。

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