コロハ

コロハは性的衝動の向上と抗糖尿病効果を狙って補給される植物です。

概要

トリゴネラ・フォエナム・グレカム、一般的にコロハとして知られる植物は、アラビア地域とインドでよく見られるハーブです。伝統的に、性的衝動と男性らしさを向上するために使われてきました。

コロハは糖尿病のような、血糖の代謝の問題を緩和するためにも使われてきました。

また、コロハ茶は母乳の生産を向上するため新しい母親にも薦められてきました。この主張に関する証拠は乏しいですが、正しいように思われます。ある人体実験で、コロハの補給はテストステロンも向上することが明らかになりましたが、追加の証拠では反対の結果が得られたため、この効果を確かめるにはさらなる証拠が必要になります。

コロハの最も有名な成分は４-ヒドロキシイソロイシンで、グルコースの代謝を平常化する働きをします。トリゴネリン、ガラクトマンナン、トリゴネオシドなどの他の成分も、血糖に共によい働きをします。

コロハの補給は、メープルシロップのようなにおいがする小便を含む、身体からの分泌を引き起こす可能性があります。これはソトロンという代謝物によるものです。

基礎知識

注意事項
・コロハは性的衝動を増大させる可能性がありますが、その他の点では非刺激的です。
・コロハは歴史的には茶として使われ、それゆえ多くの活発な成分は水溶性です。コロハ茶はインスリンの働きの増大を引き起こします。
・甘い芳香のソトロンにより、大量のコロハの消費で小便に甘い匂いがつく可能性があります。

摂取方法

コロハは補給の目的によって摂取量が違います。

母乳の生産を増やしたいと考える、新しく母親になった人たちはコロハを５００～１０００ｍｇ摂取するのを目標にしましょう。テストステロンや性的衝動を向上したい男性は、テストフェンと呼ばれる、よく使われるものなど、標準的なコロハの薬を５００～６００ｍｇの間の量で摂取してみましょう。テストフェンは重さの５０％分がフェヌサイドなのです。

コロハの種は非常に様々な役割を果たしています。それらは種として食べることができ、茶にすることも、粉末にしてパンに焼き上げることも、つぶして油を採ることもできます。種を食べたりコロハの粉を使ったりするのが、血糖値をコントロールするためにコロハを使う最も良い方法です。経口でコロハの種を２～５ｇ摂取すると糖尿病の血糖値を抑えることに役立つでしょう。
コロハを試している時は、典型的な毎日の基準で摂りましょう。

コロハについての編集者のコメント

Kurtis Frank

コロハは興味深いハーブで、潜在的に５-αリダクターゼ（近年の追加研究で、人間におけるジヒドロテストステロンの減少が示されました）を阻害する物質を生み出します。小便のにおいがメープルシロップのようになる現象は多くの人の話の種になりそうですが、ひどい匂いがします。

明らかに抗糖尿病薬のようではありますが、他の指標では重要な効果は発揮しませんでした。