薬物乱用と依存 症状

症状

アルコール依存の兆候

・飲酒が原因で、遅刻や欠席といった職場や学校での問題がある。
・運転前や運転中といった、危険な状況で飲酒する。
・飲酒後、飲酒中におきたことを思い出せない(記憶喪失)。
・誰かを傷つけたり、飲酒運転(中毒になって、酔って)で逮捕されるなど、飲酒が原因となった法的な問題を抱えている。
・飲酒中に傷ついたり、誰かを傷つけたりする。
・肝臓の病気(肝硬変)のような、アルコールの摂取が原因となったり、より悪化する健康上の問題を抱えているにも関わらず、飲酒を続けている。
・友達や家族に飲酒に関して心配されている。

アルコール依存や中毒の兆候

・飲酒がやめられない、もしくは飲酒量をコントロールできない。
・同じ効果を得るために、より多くの量を飲酒しなくてはならない。
・飲酒を止めると禁断症状が現れる。お腹に気持ち悪さを感じたり、汗をかいたり、震えたり、不安になったりする。
・飲酒とその回復に多くの時間を費やす。
・他の活動をあきらめて飲酒をする。
・人間関係を壊したり、健康に害を及ぼしても飲酒を続ける。

他の兆候には以下のようなものもあります。
・朝に飲酒する、よく長時間泥酔状態になる、一人で飲酒する。
・飲酒の際に、飲酒量を抑えたり、泥酔状態にならないための助けになると考えて、ビールからワインへというように、アルコールの種類を変える。
・飲酒後に罪の意識を覚える。
・飲酒をすることへの言い訳をしたり、異なるお店でお酒を購入するといった飲酒を隠すための行動をする。
・夜や週末に、十分なアルコールを摂取していないのではないかと不安になる。
・体重の減少、胸焼けや胃のむかつき(胃炎)、喉や頬の赤みといった、アルコール依存の身体的な兆候が見られる。

子ども達や十代に見られるアルコール問題の兆候は、大人に見られるものとは異なる場合があります。

飲酒問題はありますか

自身が飲酒に関して問題を抱えていることに気づかないかもしれません。飲酒の際には大量に飲まないかもしれません。または、飲酒の感覚が数日から数週間あるかもしれません。しかし、頻繁に飲酒することはなくとも、アルコールを乱用したり、中毒に陥る危険性があります。

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