痛みには運動で対処しましょう

治療方法

構造化された運動プログラムは、一般的に、一つもしくはそれ以上の痛みの緩和を目的とします。また、医師もしくは理学療法士に協力を仰ぎ、すべての痛みに効く自分だけの運動プログラムを作成することもできます。

・可動域を増やしましょう。可動域を増やす運動は関節の可動性と柔軟性を改善することを目標とします。可動域を増やすには、関節をできる限り動かし、そしてそれ以上先にも動かしてみましょう。

・筋肉を強化しましょう。関節が痛む場合、関節を支持するのに最適な方法は、その関節の周囲の筋肉を強化することです。強化を目的とした運動は、抵抗を用いて筋肉を作ります。

・持久力をつけましょう。ウォーキング、水泳、自転車を漕ぐといった有酸素運動は心肺の機能を向上させます。その結果、持久力が増し、健康全般が増進します。

・バランス感覚を養いましょう。理学療法士が掲げる目標の一つとして頻繁に挙げられるのがバランス感覚を鍛えることです。例えば、両足に体重をかけて立った後に、片足を床から離し、もう片方の足に重心を置いたまま5秒間バランスをとってみましょう。反対側も同様に行います(念のため、バランスを崩した際につかめる椅子などの横に立って行うのが良いかもしれません)。

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