いびき

症状

人は様々なことが原因でいびきをかきます。以下はそのうちの最も一般的なものです。

・季節的なアレルギーが原因で鼻づまりやいびきを引き起こすひとがいます。
・(風邪や副鼻腔感染症が原因で)鼻孔や気道が詰まっていると、ガラガラといういびきがでます。
・鼻中隔歪曲では、中隔(鼻孔隔てる組織と軟骨)が曲がっています。あまりにも曲がっている人は手術で真っ直ぐにします。こうすることでいびきをかかなくなるだけでなく呼吸もしやすくなります。
・扁桃腺(アデノイド)が肥大する、或いは腫れると、いびきをかくようになります。扁桃腺とアデノイド(アデノイドは頭部に位置する腺で、鼻腔の内部組織の近くにある)は有害なバクテリアの侵入を防ぎますが、これらが常に肥大化したり腫れてしまったりするのです。いびきをかく多くの子供はこの問題を抱えてる可能性があります。
・飲酒は舌と喉の筋肉を過剰にゆるめてしまうため、呼吸時に気道を部分的にブロックしてしまいます。これによっていびきをかいてしまうのです。
・体重過多であると、気道が狭くなってしまいます。体重過多である人の多くがいびきをかきます。
・いびきはまた、睡眠時無呼吸という深刻な睡眠障害の症状の一つでもあります。睡眠時無呼吸を患うと、睡眠中の呼吸が不規則になります。典型的には、睡眠時無呼吸を患った人は短時間の間呼吸を停止する状態を一晩で30-300回経験します。このような人が十分な酸素を確保できない場合は、重大な問題なのです。
この障害を持っている人はしばしば、起床時に酷い頭痛を経験したり、一日中疲弊していたりします。このような人はけだるさを常に感じ、会話中や運転中に眠らないようにすることが難しくなります。睡眠時無呼吸の子供は怒りっぽくなったり、或いは学校において課題等に集中できなくなります。

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