手足口病
自己管理
生活習慣と家庭での治療法
特定の食べ物や飲み物によって、舌、口の中、喉の水ぶくれが刺激されることがあります。これらのアドバイスを試し、水ぶくれの痛みを軽減し、食べたり飲んだりしやすくしましょう。
・アイスキャンディーや氷片をなめましょう。
・アイスクリームやシャーベットを食べましょう。
・牛乳や氷を入れた水など、冷たい飲み物を飲みましょう。
・かんきつ系の果物やフルーツジュース、ソーダなど、酸性の食べ物や飲み物は避けましょう。
・塩気の強い食べ物や、辛い食べ物は避けましょう。
・たくさん噛まなくても良い、やわらかい食べ物を食べましょう。
・食事の後には、お湯で口をゆすぎましょう。
子どもが飲み込まずに口をゆすげる時は、温かい食塩水で口をゆすぐと症状が落ち着くことがあります。1日に数回、または、痛み、口の炎症、手足口病による喉の痛みを軽減するために、必要に応じて、うがいをさせましょう。
予防
特定の予防法を実践することで、手足口病に感染するリスクを軽減することができます。
・念入りに手を洗いましょう。頻繁に、また、徹底的に手を洗うことを心がけましょう。特に、トイレに行った後、オムツを変えた後、食事を準備する前、食事の前は手を洗いましょう。石鹸や水がない時は、殺菌作用のあるアルコールで処理された手拭きやジェルを使いましょう。
・菌がつきやすい場所を殺菌しましょう。常に、人の出入りが多い場所や面を、まずは、石鹸と水で、その後、薄い塩素系漂白剤と水できれいにしましょう。子どもを預かる施設では、厳しい掃除スケジュールに従い、おもちゃといった共有物を含む、菌がつきやすい場所や物をすべて消毒しなければなりません。なぜなら、菌が数日間生き続ける可能性があるからです。乳児のおしゃぶりも、頻繁にきれいにしましょう。
・衛生状態を保つ方法を教えましょう。子どもに、良い衛生状態を作る方法と、自分自身が清潔でいる方法を教えましょう。口に、指や手、その他の物を入れない方が良い理由を教えましょう。
・感染者を隔離しましょう。手足口病は非常にうつりやすいので、感染者は、手足口病のサインや症状がある場合は、他人との接触を制限しなければなりません。熱が下がり、口の痛みが治るまで、手足口病の子どもを保育施設や学校に行かせないようにしましょう。自分自身が手足口病にかかった場合は、仕事を休んで家にとどまりましょう。