ドライアイを自分で改善するためのアドバイス

その他

ドライアイを避けたり、症状を軽くするためにできることはたくさんあります。

環境的要因

ある種の環境は眼を乾燥させることがあります。
・風
・温かい空気
・煙
・埃
などから眼を守りましょう。

ラップアラウンド型のサングラスは良い予防になるでしょう。煙たい環境を避け、喫煙者は禁煙を試みましょう。

眼のメークアップ用品を使わないようにしましょう。アイライナーとマスカラは眼瞼皮脂腺を阻害し、眼の周りの部位が炎症を起こしてしまうのです。

前に使っていたコンタクトでドライアイになっていたのであれば、特別なコンタクトレンズも手に入ります。検眼医と、さまざまな選択肢について話をするとよいでしょう。

コンピューターを調整しましょう

日常的にコンピューターを使うのであれば、コンピューターワークステーションが眼の負担を最小化するように適切に配置されていることを確認しましょう。モニターが目線の高さかそのすぐ下に来るようにしましょう。

コンピューターを仕事で使うのであれば、ほとんどの使い手には健康・安全事務員もしくは労働衛生担当者がいるでしょうから、アドバイスをもらうことができるでしょう。

毎時間ごとに、コンピューターから定期的に離れることも忘れないでおきましょう。

加湿器もしくは空気清浄機を使いましょう

仕事場や家庭にある、冷たい霧を噴射する装置などの加湿器は周囲の空気に湿り気を与え、症状の軽減につながります。

窓を寒い日に数分、春や夏にはもっと長く開けたりすると空気を湿った状態で保ち、かびの形成を防ぐことができます。

とても埃っぽい環境に勤務したり居住している場合、空気清浄機を使うのも便利かもしれません。

眼を清潔に保ちましょう

良い衛生状態は、眼瞼炎である場合は特に、ドライアイの症状を改善します。

眼瞼皮脂腺の衛生状態を保つ方法には、主に3つあります。こうしたものは1日に1,2回行われます。

・温かい湿布で、眼の周りの腺が生産する油がよりとけるようにしましょう。
・腺から油を押し出すように、瞼をやさしくマッサージしましょう。
・余分な油を拭き取り、堆積しているかもしれないかさぶた、バクテリア、ほこりやよごれをを除去し、まぶたをきれいにしましょう。

以下にこれをどのように行えばいいのかについてのアドバイスがあります。

温かい湿布

・湯を沸かし、温かいくらいの温度まで冷やしましょう。
・清潔なフランネル生地の布、もしくはアイマスクを浸し、眼の上に約10分ほど優しく置きましょう。
・湿布を温水につけ、定期的に温めなおしましょう。フランネルが冷たくなっていないということを確かめておきましょう。

フランネルを使う代わりに、特別な、電子レンジで使える湿布を買うこともできます。

まぶたのマッサージ

・円を描くような動きで小指を回し、閉じた眼を優しくマッサージしましょう。
・綿棒を手にとって、眼を閉じ、優しく瞼の上のほうから、まつげと瞼の縁に向かって下のほうに転がしましょう。何も出てきているのは見えませんが、こうすることで瞼からの油の放出が助けられるのです。
・このやり方を、瞼の上部と下部全体で繰り返しましょう。

このやり方で、最初眼は石鹸が入ったように少し痛むかもしれませんが、これは普通のことで、時間が経つにつれてよくなります。

眼瞼縁衛生

瞼掃除の溶液と瞼拭きは様々なものが販売されています。これは自力でも行うことができます。

自分で溶液を作るのであれば、ボウルを沸かした水1パイントで満たし、ぬるい位まで冷ましましょう。それから重炭酸ソーダをティースプーン1杯加えましょう。

掃除溶液ができたら、

・綿棒を溶液に浸し、まつげに細心の注意を払いながら、瞼の周りからかさぶたを除去しましょう。
・清潔な綿のかけらを使い、必要であればこのプロセスを繰り返しましょう。
・溶液に優しく綿棒を浸し、綿棒でまつげの根本から先のほうまで拭き、やさしく瞼の縁を掃除しましょう。

食事

オメガ3脂肪酸が豊富な食事でドライアイが改善するということを示す証拠がいくつかあります。

オメガ3脂肪酸の最も良い源は
・サバ
・サケ
・イワシ
・ニシン
・新鮮、もしくは凍らせたマグロ(缶詰でないもの。缶詰にする工程で有益な油分が除去されてしまうことがあるのです)

などの油っこい魚です。

週に最低でも2皿は魚を食べ、そのうち1皿は油分の多い魚にしましょう。

様々なナッツや種、野菜油、大豆や大豆製品、緑の葉野菜からもオメガ3脂肪酸を摂取することができます。

オメガ7脂肪酸、もしくはシーバックソーンオイルも有益であるということが分かっています。

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