エリンギ

その他

エリンギは、生理活性物質に分類される成分を有している食用キノコです。一般的に、エリンギは、その味や料理での使い勝手の良さから生理活性効果のあるほかのキノコよりも人気がある傾向があります。

概要

エリンギは、キノコのヒラタケ科の一種で、ヒラタケと同じ科に属しています。大きな茎には、比較的「肉」っぽい質感、あるいは、「食欲をそそる」風味(うまみ成分)があります。また、エリンギは薬用のキノコだと考えられています。

エリンギに関する研究はそれほどたくさん実施されているわけではありませんが、免疫機構に作用し、病気に対する免疫(解熱剤の効果)を強化する可能性があるという点で、生理活性作用の強いキノコと同じ性質をもっていると言えるでしょう。ある研究によれば、エリンギはほかのキノコと比較すると、脂肪酸の吸収を抑制する性質が強い傾向があるそうです。また、テストステロンを5倍に増加させるということも指摘されています。後者の研究では、食事の15パーセントから20パーセントを占めるほど多くのエリンギが使用され、被検体はヘラジカ(あらゆる実験動物がいますが、ヘラジカです)で行われました。以来、検証実験などは行われていません。

基礎知識

注意事項
・エリンギに対してアレルギー反応を引き起こす人がいるかもしれません。この場合、食べものとしてエリンギを食べる時だけでなく、サプリメントとしてエリンギを摂取した時にもアレルギー反応が起こってしまう可能性があります。キノコアレルギーだと分かっていたら、エリンギのサプリメントは使用しないようにしましょう。

摂取方法

エリンギの効果を期待しているのなら、現時点でオススメできることは、エリンギの本体あるいは茎の部分を食事の中に組み込んでいくことだけです。エリンギのサプリメントでも効果があるかもしれません(生理活性効果のあるほかのキノコからも成分を摂取するなら、一日1グラムから3グラムの用量になるでしょう)が、臨床試験はわずかしか行われていないということは覚えておきましょう。

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