いびき – 治療の概要

その他

いびきは、体重を減らす(必要な場合)、喫煙をやめる、睡眠習慣を変える(仰向けではなく、横向きに寝るなど)、就寝前のアルコールや鎮静剤の使用を避けるなど、ライフスタイルの変化によって治療することがでいます。また、鼻づまりを改善するために市販薬を服用するのもよいでしょう。睡眠中に気道を開いた状態に保つ作用があるツールを使用することもできます。

これらの治療を試みても、尚いびきが続くようであれば場合、連続気道陽圧装置(CPAP)による治療や外科手術を受けることができます。ただし、いびきは医療問題とはみなされないこともあり、保険が適応されない可能性もあります。

初期および継続中の治療

いびきはしばしば、生活習慣の変化によって治療可能です。以下を試してみましょう。
・体重を減らす(必要な場合)。
・毎晩同じ時間に寝て、十分な睡眠を取る。
・仰向けではなく、横向きで眠る。
・寝る前にアルコールや鎮静剤を使用しないで。
・喫煙をやめる。
・ベッドの脚の下に煉瓦を置き、ベッドの頭を4インチ(10cm)から6インチ(15cm)に上げる
(枕だけを高くしても、効果は見られません。)。
・風邪やアレルギーが原因の鼻づまりなど、呼吸の問題を即座に治療する。
・気道が開いた状態に保つために、鼻拡張器を使用する。

鼻詰まりがある場合は、鼻腔を清潔にしたり、鬱血除去薬やコルチコステロイド点鼻薬などの薬を使用してみることもできます。気道を開き、気流をより滑らかにすることで、いびきを軽減する効果があります。薬は安全にしようしましょう。説明書きは、すべて読むようにしてください。指示があるよりも長く薬を使用しないでください。

舌と顎を前方に押して空気の流れを改善する口腔内装置は、特にいびきが睡眠中の顎の位置によって引き起こされる場合には有効的です。

一緒に寝ている人が、あなたのいびきに悩まされているようであれば、イヤフォンやヘッドフォンで音楽を聴いたり、耳栓をつけるよう勧めるのもよいかもしれません。いびきの音を遮断、もしくは軽減できるでしょう。

いびきが続く場合、上気道抵抗症候群や睡眠時無呼吸症候群の可能性も考えられます。

状態が悪化した場合の治療

いびきが悪化したら、医者に相談してください。上気道抵抗症候群、また睡眠中の呼吸が定期的に停止する深刻な睡眠障害である、睡眠時無呼吸症が発症しているかどうかを確認する必要があります。

医師によって、持続的気道陽圧法(CPAP)が提案されることもあります。 CPAPは睡眠時無呼吸の標準的な治療法ですが、いびきの治療にはほとんど使用されません。

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