歯ブラシで、あなたの口臭を改善しよう

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テキサス州の米国歯科学会の2008年年次総会で発表された研究によると、抗菌の歯磨き粉で1日2回、歯と舌を適切に磨くことで、慢性の口臭を解消することができます。

慢性の口臭は口臭は、しばしば口中の細菌が分解されることが原因で、悪臭を帯びた硫黄化合物が生成されます。成人の25%が慢性の口臭のに悩まされており、その割合は高齢者では50%と高いと推定されています。

慢性的な口臭に悩まされる14人の成人を対象とした、28日間の研究で、ニューヨーク州立大学バファロ・スクール・オブ・デンタル・メディスンの学生であるピーター・モーゼス(Peter Moses)氏と彼の同僚は、トリクロサンを含有する歯磨き粉をつかい、毎日2回歯磨きを行うことで、効果を見出しました。

トリクロサンは、にきび治療薬、手洗い石鹸、洗剤、そして消臭剤なども使用されている抗菌剤です。 「ほとんどの歯磨き粉にはトリクロサンは含まれていません」と、この研究に携わっていたJoseph J. Zambon博士は語っています。

トリクロサンは、この研究を後援したColgate-Palmolive社製の歯磨き粉である、Colgate Totalに含まれています。

どのように研究は行われたのか

研究の始めと最後に研究者たちは、臭いを引き起こす細菌の空気中のレベルを測定し、口臭を引き起こすことが知られている20種の細菌を、舌から採取し分析しました。

According to the researchers, brushing twice daily with triclosan-containing toothpaste and using a tongue scraper reduced levels of odour-causing bacteria in the mouth from an average slightly more than 400 parts-per-billion at the start of the study to an average of 100 parts-per-billion at the end of the 28-day study period.

研究者たちによると、トリクロサンを含む練り歯磨きを使い、毎日2回、歯磨きと舌磨きを行うことで、口の中の臭いを引き起こす細菌のレベルが、※研究の開始時には、平均して約400億分の1を少し上回る数値だったのに対し、28日の研究期間の終了時には、100億分の1になっていたことがわかりました。

※注釈 訳に間違いはないはずですが、意味がまかり通らないため(細菌の数値が逆では?)、原文を残しています。

「このトリクロサンの歯磨き粉と、舌クリーナーを使用したら、すべての参加者の口臭がなくなりました」

「口臭症として知られる口臭の恐怖は時には非常に大きく、口臭を主張する人の25%が実際には、口臭がないほどです。」

「口臭恐怖症は強迫性障害に関連しており、自殺も起こっているので、効果的な治療が必要です」

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