アルコールと薬物に関する問題ー予防

その他

アルコール依存症や薬物依存症に関する問題は予防できることがあります。

・妊娠中は、飲酒や、薬物使用を避けましょう。妊娠前、もしくは妊娠時の飲酒や薬物使用は、子どもが出生異常、もしくは胎児性アルコール症候群を患って生まれる可能性を増加させます。

・子どもに、アルコールや薬物の作用について話しましょう。両親が、早期(小学生の間)に、アルコールや薬物の作用について教えた場合、アルコールや薬物を使用する可能性が低くなります。アルコール乱用や薬物使用をしないことで、子どもに良い手本を示しましょう。

・10代の子どもに、アルコールや薬物を使用しないように働きかけましょう。10代で飲酒や薬物使用をすると、成長や発達に悪影響が出る可能性があります。また、後に、薬物乱用につながるかもしれません。この年代で薬物を使用すると、犯罪、リスクの高い性行動、事故、怪我に巻き込まれる可能性が高くなります。

・パーティーや食事では、アルコールを含まない飲み物を出しましょう。大人になったら、アルコールがなければ楽しめないという印象を、子どもに与えないようにしましょう。

・飲酒量を減らしましょう。安全な飲酒量は、男性で、1日2杯、女性で1杯です。1杯とは、ビール12オンス(360mL)、ワイン5オンス(150mL)、もしくは、強いお酒1.5オンス(45mL)です。毎日お酒を飲まないようにしましょう。

・精神的なストレスのサインに注意しましょう。憂鬱な気分、不安、孤独の原因を理解し、解消しましょう。これらの問題に対処するために、お酒や薬物を用いるのはやめましょう。

・服用中の医薬品によって依存が起きないか、薬剤師、または、医者に尋ねましょう。
 ・特に、鎮痛剤、精神安定剤、鎮静剤、睡眠薬には注意しましょう。しっかりと、説明書に従い、推奨量より多く服用しないようにしましょう。
 ・他の医者からの処方薬は、必ず医者に知らせましょう。処方薬を出してもらう場合、いつも同じ薬局に行くようにしましょう。
  
・眠る、体重を落とす、もしくは、リラックスするために、定期的に薬を服用するのはやめましょう。薬以外の解決法を探しましょう。

・医者の指示なしに、突然、薬の服用を中止するのはやめましょう。

・薬を服用している時に飲酒するのはやめましょう。アルコールは、多くの薬に反応し、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

・喫煙や、他のタバコ製品を使用するのは止めましょう。タバコと、アルコールや薬物の使用の関連を認める人は多いです。

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