勃起不全（ED）の症状と原因

2018.03.05

陰部

勃起不全（ED）の症状は何でしょうか？

以下の項目に当てはまったら、EDだということになります。
・勃起することはときどきあるが、セックスしたい時にいつも勃起するわけではない。
・勃起することはあるが、満足いくセックスをするのに十分な時間勃起した状態が継続しない。
・どんな時でも勃起することができない。

EDはしばしば他の病気や要因の症状のひとつになっています。

循環器系、神経系、内分泌系に悪影響を与える多くの異なる要因がEDの原因となり得ます。

歳をとるにつれてEDになりやすくなりますが、歳をとったからといってEDになるわけではありません。EDは何歳であっても治療可能です。

・2型糖尿病
・心臓と血管の疾患
・アテローム性動脈硬化症
・高血圧
・慢性腎臓病
・多発性硬化症
・パーキンソン病
・放射線治療や前立腺手術を含む前立腺癌の治療痕
・陰茎、脊髄、前立腺、膀胱、骨盤の怪我
・膀胱癌の手術

男性の糖尿病患者は普通の男性と比べて2倍から3倍の確率でEDになってしまいます。

多くの一般的な薬に副作用としてEDがあります。

・高血圧の薬
・抗アンドロゲン ― 前立腺癌治療に使用される医薬品です。
・抗うつ薬
・精神安定剤、または、処方された睡眠薬 ― 落ち着かせたり眠くさせたりする医薬品です。
・食欲抑制薬、または、空腹を感じにくくする薬
・潰瘍治療薬

心理的・感情的要因はEDを悪化させる可能性があります。以下の項目に当てはまると、EDになる可能性が高まります。

・セックスに失敗するのではないかという恐怖がある。
・不安を抱えている。
・うつ病である。
・セックスなどの性行為について罪の意識を抱いている。
・自尊心が低い。
・セックスや日常生活の中でストレスを感じている。

・喫煙
・アルコール飲料の飲み過ぎ
・違法ドラッグの使用
・肥満
・あまり体を動かしていない